WordPress 5.0で導入されたエディタのGutenberg、操作性がガラッと一新されて結構な混乱が起きているみたいですね。
旧エディタに慣れている人ほど、その違和感は凄まじいと思います。私も最初は『えぇ…』と戸惑いました。Officeのリボンインターフェースが登場したときに匹敵しました。
Gutenbergはまあ…それでも『Classic Editor』プラグインで無効化できる分、リボンインターフェースよりかは有情ですが。このまま旧エディタを使い続けるという選択肢もあるものの、今後の事を考えると早い内にGutenbergに慣れておいた方が得策だと思い、手探り状態で使っています。
さて、そんなGutenbergですが、一つ困ったことがありました。
新しいブロックの先頭で日本語を入力して確定すると、結構な頻度で確定した内容が消えてしまうという怪現象が発生。
えー何コレ、バグ…?と思って調べてみるものの、全然ヒットしない。検索の仕方が悪いのかな…とあれこれキーワードを変えてみるもダメ。
これだけ探しても出てこないという事は、うちのPC環境だけの問題、『おま環』って奴なのかな…と諦めかけていたところ、Twitterで『
入力していた日本語がどっか行っちゃうことがあるな 』という呟きを発見!おお、仲間がいた!
とりあえず仲間がいた事でおま環じゃない事は判ったものの、情報の少なさから再現性はかなり低いものと予測。何か特定のアプリが悪さをしているのか…?
とりあえず一番怪しいのは日本語入力システムだと思ったので、確定した内容が消えてしまった時に、日本語入力システムを別のものに切り替えて同じ内容を入力・確定してみることにしました。
その結果…
- ATOK for Windows (ATOK Passportの月額版):消える
- Windows10のMS-IME:消えず、そのまま確定される
- ATOK 2017 for Windows:消えず、そのまま確定される
と、このような結果に。
同じATOKでも、古いATOK 2017では不具合が再現せず、最新の月額版ATOKでは同じ入力内容を何度やり直しても消えてしまいました。
という事は、最新ATOKとGutenbergの相性が良くないって事なのか…?
それなら情報の少なさもまあ納得というか…まさかこんなところで躓くとは思ってもみませんでした。
ちなみにこの記事はATOK 2017を使って書いたのですが、入力内容が消えるような事は一度もありませんでした。やっぱり最新ATOKの問題か…
そんなわけで、とりあえず暫くの間はWordPressではATOK 2017を使っていこうと思います。